November 2009ARCHIVE

NORTON GALLERYでの皆川琴美展へ日曜日行ってきました。
根津美術館の近くにある、今年2月にオープンしたばかりの新しいギャラリーです。

琴美さんは技法材料研究室の後輩ということになりますが、技研の助手を勤めた可愛らしくも有能な女性です。私が在籍当時は女性が助手になることなど思いもよらなかったので、時代も変化したのだとアートウォーキングに出演していただいた時思ったものです。

ご本人はご不在でしたが、ギャラリーオーナーの方と色々とお話でき有意義な時間を持つことができました。

南青山近辺は不況といえど刺激なものが多く、好奇心を押さえるのが大変でした。
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11月21日、u-planningスタッフ(矢崎、千葉、いいじま)で「東京コンテンポラリーアートフェア」へ。 好宮さん、月刊ギャラリーの根岸さんに会場でお会いできました。

私は1枚だけ、ずっと気になっていた作家の作品を購入しました。決して高くないであろう金額を、それも2回分割で。 時に作品を購入すると、庶民が作品を買うという気持ちがどんなものかが直にわかります。私の場合は全身から冷や汗が出ます。おそらく20分以上絵の前で考え続けます。それ以前に1年も前からどうしようかと悩んでいる。
 怖くて画廊なんていけませんよ、という話はよく聞きます。それほど画廊は気軽に足を運べない場所であることは確かなのでしょう。
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物書きとなった絵描きという希少なスタンスの小暮くんより案内が届いたので、個展告知紹介いたします。越境の独特な寓話は、この国のオルタナティブとして特異であると同時に、わたしにとって彼の存在は、頗る愉快です。/ マチダ



koguremasuo-ex09.jpg
小暮満寿雄展 (Masuo Kogure solo exhibition)
-サラダボウルいっぱいの幸福-
2009年11月27日(金)~12月9日(水)
12:00~18:00 木曜と日曜は休廊
ギャラリー・ミリュウ
地図 104-0061中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビル3F
TEL 03-5537-8733
FAX 03-5537-8734
会期中は2:00くらいより作家在廊
作家サイト
http://www.masuo-san.com/
ブログ
http://blog.goo.ne.jp/sib-manboxf6/

ギャラリートーク
11月28日(土)17:00~
12月5日(土)17:00~
ーどちらも「幸福」というテーマを中心に、自作の解説やアート全般について、気軽なトークをする予定です。お越しくださるみなさまと、楽しい一時が過ごせれば幸いです。ー作家ブログより抜粋引用

ー学生時代はこの時期、ダウンジャケットを着ていた記憶があるのですが、昨今は11月もずいぶん温かくなったものと感じるこの頃です。
さて、このたび銀座・ギャラリーミリュウにて個展を開催することになりました。
今回は久々にテンペラと油彩を用いた混合技法により、描きおろしの絵画作品を10点ほど展示いたします。お忙しい中とは存じますが、近くをお立ち寄りの際にでもお越しいただければ嬉しく存じます。ー作家案内メールより抜粋
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なかむらじん
2009年11月16日(月)〜27日(金)
11:00〜19:00(最終日17:00まで/日曜休廊)
色絵陶板/版画/ブロンズ
Olive eye
中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル3F
TEL.03-3575-0080

いいじまが以前、長野小布施玄照寺の「境内アート」でお世話になった
なかむらさんの個展です。
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2009年11月21日(土)〜11月23日(月)東美アートフォーラム(東京美術倶楽部3、4階)にて「東京コンテンポラリーアートフェア2009」が開催されます。
会期:2009年11月21日(土)〜23日(月祝)
時間:11:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:東京美術倶楽部「東美アートフォーラム」(港区新橋6-19-15)
入場料:600円(期間中の1日のみ有効)

アートウォーキングに出演していただいた高橋美羽さん。←2008年の個展
u-planningでは大変お世話になった好宮佐和子さん。
出品されていますので、お時間のある方はどうぞご覧ください。


皆川琴美展(アートウォーキング第15回出演)←2005年の個展
会期:2009年11月23日(月)〜29日(日)
時間:12:00〜18:00 TEL.03-3498-6607
会場:NORTON GALLERY(港区青山4-23-6 1F)

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中国茶芸苑 馥の公式サイトを見つけました。
中国茶の解説は面白いのでどぞ。
馥では、さまざまな中国茶をいただけます。
横浜中華街で見つけた悟空もお茶の独特の入れ方に驚きました。

アートウォーキングに出演してくださった皆さま、またu-planningに関わってくださった皆さまの活動情報もu-logでは掲載したいと思いますので、ぜひ情報をお寄せくださいね。
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来る11月13日に夕方6時より
参加作家の皆さま、スタッフ、及び関係者にてu-planning第1回展の打ち上げを行いたいと思っております。
中国茶芸苑 馥にて。皆さまにはすでに連絡済みとは思いますが、展覧会のお疲れを癒し、新たな挑戦に向けての活力を蓄えるべく中華にて乾杯いたしましょ〜。
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さかぎし氏よりDMメールが届いたので、告知紹介します。
さかぎし君が、1986年に六本木の玉椿というディスコスペースを使ったKUALARUMPUR ARTSPACE PROGRAMのアートプロデュースをしていた登川敬介氏の下でコーディネーターをやっていた時、私が招聘され、イケイケなクラブディスコフロアで、いけない感じの個展をやってしまっていました。若かった。
彼はこの国では、作家生業で喰っている数少ない人間です。今回は新色のお披露目のようです。 私は小学校の頃の黒板掃除を憶い出した。/ マチダ


ー以下DMメール転載

夜もだんだんと冷えるようになってきましたね。
秋は毎週のように身内のイベントがあって、なんだか大忙しです。
さぁて、今年もありがたいことに、例の、渋谷の、あそこで、個展があります。

 さかぎしよしおう展
 2009年11月3日(火)〜 11月21日(土)
 日曜・月曜休廊
 ギャラリエ アンドウ http://www.ando-tokyo.jp/

作品の方は、数年前からこっそりといじっていた緑色が、やっと成るようになってきました。
秋の新色です(笑)。
雑踏の渋谷ですが、どうぞお運び下さいませ。
さかぎしよしおう

sakagishiyoshiou.jpg
「 09011 」3.3x10.5x3.7cm / ceramic / 2009 / no.2523 (左側作品 : ギャラリエ アンドウ掲載画像より)
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流浪のパフォーマー霜田氏よりメールが届いたので、告知紹介します。
ムサ美のクリストフ・シャルル氏が招聘し、非常勤でパフォーマンスを教えていますが、この国では唯一のパフォーマンス講義です。 / マチダ


ー以下メール内容転載

2年半前に「ニパフ・メディア・アート研究会(通称メディ研!)」を4回連 続開講して、一部には大好評でしたが、満を持して「ニパフ・パフォーマンス ・アート研究会(通称パフォ研!)」を開講します。
メディ研!の時も独断的・縦断的な講義でしたが、パフォ研!になると更にど こがパフォ研かと言われそうな内容になるかもしれませんが、そこはそれ、ど こかで繋がるもんです。
3週間近くのフランス・スペインの旅の前に自宅でした事は、味噌を仕込んだ 事と沢庵を漬けて行った事です。
味噌は今年の5月に人生で初めて作ったけど、その第2弾。5月の物は9月頃 から食べてます。うまいのよ。夏越えの味噌。2キロの乾燥大豆で、7キロく らいの味噌ができる。今度は冬越えの味噌です。沢庵作りは今回がほぼ初め て。普通の大根四つ切りにして、ちょっと陽に当ててヌカと塩と重しだけ。帰 国すると、もう美味い。ヌカ漬けはかき混ぜる必要あるのに、なんで沢庵は酸 素がいらないのか。酸味も効いて、怪しいスーパー物とは大違いのうまさ。

時間が作る物は、大抵うまくいくなあ、というのが感想。
まあこの「パフォ研!」もいつか時間がたつと役に立つかもしれない。と、ニ パフのディレクターは思うのだった。
と言う事で以下の要項で開講しますので、興味のある人はご参加下さい。

shimodaseiji.jpg

◆「ニパフ・パフォーマンス・アート研究会(通称パフォ研!)」

日時:11月16日(月),24日(火),30日(月),12月15日(火) / 午後7時〜午後10時
会場:喫茶「ルノアール」新宿区役所横店2階「マイ・スペース」1号室(新宿駅東口徒歩3分東通り奥、新宿区歌舞伎町1-3-5、03-3209-6175)
講師:霜田誠二(ニパフ代表、武蔵野美術大学非常勤講師、香港アジア・アート・アーカイブ AAA:国際アドバイサー)
問合せ:090-1652-9127, nipaf@avis.ne.jp
受講料(会場費含む):一般一回 1,500円、学生一回 1,200円、+ドリンク代実費 / 四回通し一般 5,000円、学生 4,000円、+ドリンク代実費

◆「ムサビ勝手に公開授業」

日程:11/9(月),10(火), 16(月),17(火),24(火),30(月) ,12/1(火) ,15(火),16(水)
会場:武蔵野美術大学12号館4階404号室
時間:午前9時半頃から昼12時10分頃まで
問合せ:090-1652-9127(霜田)E-mail: nipaf@avis.ne.jp

両方ともいろんな人が来そうで、楽しみにしています。両方とも事前に連絡欲 しいですが、なくても直接来てくれて良いです。ムサビは平日の午前中なの で、夜の方が良い人はパフォ研の方へ。やる事は違うので、両方への参加は、 大歓迎です。とにかく人が集まって、わいわいするのは大事です。

ちなみに次の私の家庭プロジェクトは、「柿の酢プロジェクト」。柿の木プロ ジェクトではないです。2年かかるらしい。柿酢。カシスではない。
ニパフ霜田誠二 / Seiji Shimoda/Nippon International Performance Art Festival (NIPAF) Executive Committee
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由良よりDMが届いたので、展覧会告知紹介します。お時間のある方は、是非どうぞ。
2004年の撮影を5年経過して成熟させるという時間的な意味はなかなか考えさせます。金、土、祝は作家在廊とのこと。 / マチダ


Tamaki YURA Philosophical approach to Paris
由良環 写真展 哲学的考察・パリ
2009年11月23日〜12月5日 森岡書店
13:00~20:00
*11/23,11/28は、イベントの為、19:00迄

map01.gif〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-17-13
第2井上ビル305号 森岡書店
E-mail: info@moriokashoten.com
Tel: 03-3249-3456
アクセス:
地下鉄東西線、日比谷線茅場町駅下車。3番出口。永代通りを霊岸橋に向かい橋の手前を右へ古い戦前のビル3階

tamakiyura09.jpg

イベント
音楽会 ヴォーカル:木下ときわ
11月23日 (月・祝) 開場 19:00 / 開演 19:30 / 参加費 2500円 / 要予約
朗読会 言葉の反映 vol.15 朗読:岡安圭子
11月28日 (土) 開場 19:00 / 開演 19:30 / 参加費 500円 / 要予約

ーパリの街には、形容詞がよく似合う。
優美で、時に神々しいほど荘厳な、目抜き通りや、お屋敷街。
シックで洒落た、カフェやバーの集まる坂道通りには、センチメンタルな雰囲気が漂い、荒廃した、毒々しさで充満した場末の路地裏にさえ、1人の人間の人生の重みがずしりと感じられるようだ。
2004年、1人パリに暮らしながら、写真を撮り重ねた。
わたしは、何百年もの歳月を重ねてきたこの都市の、核の部分を撮りたいと切望していた。それは、多くの人間の営み、様々な歴史の出来事という、大きなテーマを一挙に引きこみ、それを抽象化して、パリの都市に投影させるということだった。
それができたのかは分からない。しかし、何とかその内側に入りこんで、パリという、都市の存在理由に迫りたいと考えていた。
その、パリの街への執着は、自己の内省へと向かう不可思議なエネルギーに支配され、自身とパリの街とが繰り返した、果てしない対話の集約として、この作品があり、また、ひとつの哲学を追い求め、繰り返し反復し、少しづづ構築していく。という意味をこめて、「Philosophical approach to Pari」の、タイトルをつけている。ーDMより

由良環 Tamaki YURA
1972年、長野市生まれ。
東京造形大学建築専攻卒業。在学中に取り組んだ都市研究をきっかけに、東京の街を撮り始め、写真家を志す。以後一貫して、都市をテーマにした作品を撮り続ける。
'04から渡仏、パリでの活動を始める。以後東京とパリを行き来し、「City Evolutions/東京・パリ」を制作。同じテーマで制作を続け、ベルリン、ニュヨーク、北京、ニューデリーで撮影を行い、世界の大都市10ヶ国での撮影を目指している。

主な個展
・'94年「Real Time Story-Telling」(ルブリン、ポーランド)
・'01年「都市をめぐって」コダックフォトサロン(銀座、東京)
・'02年「ラフレシアを探して」ギャラリーQ(銀座、東京)
・'04年「Urban Series:Tokyo」Atelier AE(パリ10区)
・'06年「City Evolutions:Tokyo/Paris」Espace JIPANGO(パリ3区)
・'07年「City Evolutions:Tokyo/Paris」コダックフォトサロン(銀座、東京)

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ラストのギャラリートークの冒頭で私が歌った歌「ひとつ」です。
私の作品とこの歌はリンクしています。
このu-logも、サイトも告知のみではなく
使っていく方法があるのではないかと思っています。
そういう試みをしてゆくのも、u-planningをやり始めたひとつの理由ではないかと
私は思っています。
今を生きる。そういう展示、発表の場を作り出していけたらと切に思います。
----------------------------------------------------------------------------
ねぇ、知ってる?
青空をじぃ〜っと見つめると
キラキラと光る粒子が見えるんだよ。

ひとつ ひとつ ひとつ

さまよいながら
地球の外へ
無重力の中で
声さえあげられない

法則があるのなら
あたしがここにいることは
宇宙の意志にかなってる?

出会うことも別れることも
宇宙の意志にかなってる?

わかるには時が必要
死ぬまでの時が必要
短くて長い時が必要

ここにいたいこころと
明日へ歩いてくこの足が
別の方へ 別の方へ 引き裂かれるのに
あたしのカラダはひとつ

ひとつ

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photo by Genta MARUYAMA (EOS 5D / 50mmf1.4)

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雲一つない青空、ギャラリートークで言っていた、空を見上げると白い光のようなものが見えるというので、11時頃、後楽園から神保町に向かう途中の水道橋駅前で空を見上げた。
が、なんと! 光は見えなかったけれども、丸く白い球体のようなものが7つか8つばかり、編隊を組むように太陽の手前を右から左に横切っていくのが見えた! ちょうど旅客機が飛ぶくらいの高さか、明らかに飛行機ではない球体が三つ一組や円形になってジェット機と同じくらいの早さで飛んでいた。
見た人いませんか?

ウープランニングでは、作家、スタッフの打ち上げを来週あたり行います。また、矢崎は来週末、皇居一周マラソンも敢行します。

川合氏からメールで、11月1日から来年の2月まで、中目黒のコチネッラというイタリアレストランで作品を5点展示しているとのことです。「トルソの作品ですが、額装まで特別に誂えたもので非常に面白く出来上がっています。料理もとても美味しい」そうでランチだと2000円以下とのこと。ちなみに店のご主人は、イタリアのチョイ悪親父で有名になったジローラモ氏の奥様だそうです。
みなさん、中目黒、ランチ、天気の良い日に、行ってみましょう!


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あまりに美しいので特別アップ。撮影は和泉浩之氏

091105.jpg

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