私は1枚だけ、ずっと気になっていた作家の作品を購入しました。決して高くないであろう金額を、それも2回分割で。 時に作品を購入すると、庶民が作品を買うという気持ちがどんなものかが直にわかります。私の場合は全身から冷や汗が出ます。おそらく20分以上絵の前で考え続けます。それ以前に1年も前からどうしようかと悩んでいる。
怖くて画廊なんていけませんよ、という話はよく聞きます。それほど画廊は気軽に足を運べない場所であることは確かなのでしょう。
今日は11時オープンから途切れることなく大勢のお客様がお見えになりました。1時半からは徳永さんいいじまさんのギャラリートーク。私は受付をやっていたけれど、アートウォーキングからウープランニングまでの道のりを回想しながら二人のトークを遠くから見ていたわけです。
今回の展覧会に来てくださったかつてのアートウォーキング出演者のみなさん、わざわざお越しいただきありがとうございました。これからアートウォーキングの記録を何らかの形で公開できるよう企画していくつもりです。
午後5時、作家、スタッフ、そして最後まで残っていた方たちと一緒に一本締めで展覧会を終了しました。皆さんどうもありがとうございました。
ウープランニングはまだ始まったばかりです。この2週間の経験がこれからどんな形で実になっていくのか、そしてこれからどんな出会いがあるのか、そのためにもこれから継続していくことが大切だなと感じています。
でもしばらくは気が抜けてしまいそうです。。。

はじめましょう。
作家のみなさん、ウープランニングのみんな、よろしくお願いします。
私は一度、後楽園事務所に寄ってから十時前にはギャラリーで待機しています。
U-Planningの目的の一つは、雑誌や書籍の表紙、ポスター、ウェブサイトをはじめとする広告、そういったあらゆる商業デザインにファインアートをもっと使って欲しいという提案をすることだ。
某製薬会社の広告には岡本太郎さんの立体作品で手のひらの形をした椅子の作品を大きく全面に出して、これにキャッチコピーを添えて印象的なポスターに仕上げているものがあって、とても好評だったそうだ。こういう使われ方もいいのだが、誰でも知っている大家ではなく中堅どころやもっと若い作家の優れた作品を広告の世界でより多く使ってもらえないだろうかと思う。そういったアピールを作家側からどんどんしても良いのではないだろうか。
商業デザインで使われる場合は作品自体を売るのではなく、作品の使用権を売るといった場合が多いので、作家側からすれば作品は手許に残るわけだし、二次利用の場合もあるだろうから有利だろう。もちろん作家とクライアント側との個々の特殊な契約となるだろうから一概には言えないが。
神保町は言うまでもなく出版業界が多く、編集者が集まる街だから古本祭りと時期を合わせることでより多くの出版広告業界の人たちに見てもらおうと考えている。編集者やデザイナーは常に新しい作家や作品を求めているだろうから。
U-Planningではそういった提案と同時にそれらに付随するデザインや編集作業などを請け負うことで独立採算を目指そうと思う。
来年、U-Planningを独立した組織にしたいと考えている。特定の作品展示スペースを持っていないけれども、これは逆に言えばいつでも最善の場所に自由に行くことができるということだから、むしろ良いかも知れない。またはバーチャル画廊でも良いかも知れない。
特に目新しいことは何も無いと思っている。私たちが素晴らしいと思う作品を、いままで培ってきた人脈や業界や個人に見せて、何事かに役立てて楽しんで豊かになれればいいと思っている。